2010年8月3日火曜日

サイバーな図書館員?

前回のエントリーの後にも、毎日のように電子書籍のネタが出てきてます。が、フォーマットが落ち着きそうな気配は微塵もなく、状況は混沌とする一方。で、電子書籍歴10年超のボクも改めて現在のフォーマットの状況について頭の中を整理しようとネット上を探してて見つけたのがココ。

Cyber Librarian

「図書館員の為のコンピュータ知識」ってことだそうですが、色々なことが非常に簡潔にまとまっていて凄いです!!上綱秀治さんという国立国会図書館勤務の方が運営されてます。なるほどね。図書館員(司書とも云う)さんを取り巻く状況も、コンピュータとは無縁でいられるどころか、電子書籍時代を迎えてますますコンピュータの知識が必要となっているわけです。そもそも、蔵書データベース辺りは相当前から使ってるだろうし、詳しい方が多そうではありますよね。

電子書籍」のページでは、過去から最近までの主要なフォーマットのほとんどを網羅して解説してくれてます。お陰で『ボイジャーって会社は、日本の電子書籍の草分けみたいなことを云ってるけど、よく考えたら一つの会社で幾つもの規格を乱発して混乱させてるだけじゃねぇの?!』みたいなことにを気付かされたりして(今頃気付いたのか?!)でも、ここでは図書館の方らしくどこが良い悪いというようなことには一切言及せず、淡々と事実が綴られてるのがイイです。

電子書籍以外の、画像・音声・動画に関しても同様。原理を簡潔且つ分かり易く解説した上で、主要な規格をこれでもかと網羅してます。

「パソコンが取り敢えず使えてる程度の知識がある人向け」ってことですが確かにその通り。そういうレベルの人から、コンピュータやインターネットについて質問されたら、取り敢えずここを教えておくと面倒がなさそうです。

っつぅか、「周囲からはそこそこ詳しいと思われてるので、今更人に聞けない」って類の人が調べるのにも最適ですよ、ご同輩!(^O^)

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