2010年12月9日木曜日

m-plug忘年パーティーは17日!

既にPalmfan等でも告知をしてもらってますが、今年のm-plug忘年パーティーは12月17日(金)です。
詳細とエントリーはコチラから!

今年はスマートフォンがブレイクした年で、それをトリガーにしたPDA博物館なんていうイベントもありました。

『PDAってなんだったんだ?Palmってなんだったんだ?スマートフォンはどう発展するんだ?ボクラの生活はどう変わっていくんだ?』なんてことを肴にしながら、楽しめればと思います。

会場の「ファーム」は、もう10年近くお願いしてるお馴染みのイタリアンレストラン。毎年中身が違うお料理は、何を食べても美味しいですよ!

奮ってご参加ください!!

2010年12月7日火曜日

Doobieの新譜がとってもイイ!



ホントにイイんですよ!!

ここ数作はパッとしなくってノーチェックの方もいるかも知れません。実際、こういう系も含めて何でも聴く八平さんがノーマークだったようで、強力推薦したら「うん、良かった!!」って(^-^)

Tom Johnston節も顕在だし、ルーツ系、ブルース系、ラテン系etcをDoobie節にアレンジするのが、Eaglesとはまた一味違うんだよなぁ。

おまけのDVDは、新曲のメイキングに加えてDoobieの歴史を駆け足で辿れる涙モノ!

2010年12月1日水曜日

Brainsout 「de sidere」



10年超のお友達である廣瀬昌明氏がリーダー?のJazz-Rock-Funkユニット「Brainsout」が、2ndアルバム「de sidere」をリリースしました。

廣瀬氏は、PamOSデバイスを使ってる人なら知らない人はいない「Palmfan」というサイトを主宰し続けて十有余年。ボクが初めて会ったのは'99年のことだった思いますが、それまで勝手に抱いてた華奢なイメージとはかなり異なった感じでびっくりした憶えがあります。Palmfanは、日曜日や年末年始および本人入院中等を除いてほぼ毎日更新してるくらいにとにかく‘マメ’!で、「マメ≒繊細≒華奢」の勝手な三段論法になってました。実際もスリムはスリムなんだけど、筋肉質な上に輪郭が若干角ばってること、更に‘華奢’とのギャップのせいもあって、‘ゴツい’ってイメージになってたものと思われます。
2000~2003年くらいのPalmOSデバイス全盛時は、毎日相当な量のニュースがありましたが、‘Palm界の日経新聞’と云われるくらいに真面目且つ網羅性の高いニュースを提供し続けています。いわゆるPalmOSが終焉した今も、後継のwebOSに関してフォローしながらスマートフォン全般についても触れながら、相変わらずマメな更新を続けてくれています。

そんな廣瀬氏と親交する中、Brainsoutがスタートした当初から聴き続けてます。Treoに残ってるデータだと、最初に聴いたのは2004/6/16、ハコはおそらく西新宿の今はなきHideawayというお店。全体的にはジャズなんだけどギターの音がトンガっててロックっぽいし不思議なバンドだなぁと。それ以来、サックス・ギター・ベースはほぼ不動のメンバーで、ドラムは変遷があったりキーボードも加わったりと少しずつ変化しながら、ユニット形態での活動を続けてきてます。

昨年、待望の1stアルバム「idea」をリリースしてから1年半経っての2ndは・・・前作にも増して完成度が非常に高いアルバムになってます!廣瀬氏もPalmfanで触れてるように、音作りには相当にこだわったのが良く分かる濃密でクリアでオトナな音の世界!アダルトっていうのとはなんとなく違うし、オトナなんだけど随所にやんちゃな尖がりぶりも仕込まれた感じ(ニヤリ)

今までのアレンジの変遷を全部憶えてるわけじゃないけど、今回のライブで特に感じたのが「音の塊感」。初期の頃は、力のあるプレイヤー同士の音のぶつけ合い的な感じが気持ち良かったんだけど、最近はバンド・ユニットとしての音の絡み付き方が気持ち良くなってきてます。

で、CDは・・・音が凄くイイです!!本人もエンジニアリングのことは各所でかなり力説してましたよね。入れ込み気味のご本人からも直接聞かされて、正直ちょっと引いてたんですが(^^;・・・ゴメンなさい、本当にすんごいイイ音だぁっ!!AAC・192kbpsに落としてもイイ音だけど、AppleLoslessだと尚更でしょうね。

Amazonでも開始されたようだし、ボクのとこにも張っておきます。よろしく!!

2010年8月24日火曜日

ライブは、演るのも聴くのも楽しいねっ!!

■演るライブ
8月のOverprooooofライブ@RockyTopは、8/18(水)で、「Taro with New Road Map」との対バンでした。Overprooooofとしては、ロッキートップでライブをやるようになって初めての対バン有りライブでしたが、やっぱイイですね!メンバーの中には、週n日でロッキーに出勤してる?ような人もいますが(^^;、ボクにとっては、ロッキーのステージで弾くってことがどれだけハードルの高いことだったか!で、2月の初ステージからこれまではずっとワンマン(ゲストをお招きしたことはありますが)だったので、40分×3ステージってのはとっても大変なことでした。集客も自分達だけでやんなきゃいけないし・・・。

今回は、本当なら新米バンドのうちが先攻しなきゃいけないところを、こっちの都合で後攻にしてもらい、何とか開始前には到着。そこそこのお客様がいて賑々しい感じ(^-^)。ボクのお客さんも6名(しかも女性4名!)も来てくれました。

義郎さんこと?TaroくんとNew Road Mapとは、さすが分身だけあって息もピッタリ!ワンマイクのステージングもカッコイイ!!歌詞カード無し・セットリスト無しってのも見習わなきゃいけないなぁと。

その他の画像はコチラ
Taro with New Road Map


Opも、半年もやると少しは落ち着いてやれるようになってきたかなぁと。自分たちの画像は無し(^^;

さて、来月も対バンあり!9/22(水)で、お相手は「Keep On The Grass」。ということは、Opのリゾネーターギター・M吉さんは、出ずっぱり!しかも楽器が異なるので2本持ち!!(^O^) ボクは、バンジョーの大御所・M井さんの前で弾くのが緊張するなぁ・・・


■聴くライブ
通勤の帰り道の三茶で、中野督夫さんとRed Wood Brothers Band(レッドウッズ)の競演とあっては行かないわけにはいきません!

オープニングアクトのレッドウッズは、色々と繋がりの深いバンド。もう何回も聴いてるので、大抵の曲は聴いたつもりでしたが、初めての曲が1曲あったなぁ。




督夫さんとはお会いしてからまだ1年も経ってませんが、初めての出会いでその兄貴っぷりに心酔してしまってます。センチメンタル・シティ・ロマンスのステージは、まだ知己を得る前の稲荷山・Hyde Park Music Fes.で体験してますが、改めてじっくりと聴いてみたいところです。秋にはクロコダイルで毎月やるそうなのでどこかで行かなければ!!


督夫さんソロの後は、レッドウッズを従えてのセッションターイム!のっけからノリノリの「うちわもめ」で始まり、主催者のララリーヌさんもコーラスで加わってのサイコーに楽しいステージでした。


終了後は、その場に居残っての打ち上げ。あれやこれやのよもやま話に花が咲き、終電間近まであっという間でした。

その他の画像はコチラ
中野督夫&RedWoodBros.


ライブって、楽しいですね!!(^O^)

2010年8月13日金曜日

今年も宝塚に行ってきた!

学生時代の最後の夏、'83に行って以来長い長いブランクを経て参加した昨年がとんでもなく楽しくて、今年も行ってきました、宝塚ブルーグラスフェス

昨年はOverproooof(まだ4人だったので‘o'は4つ。今は5つ)で参加しましたが、今年はベースの八平さんと2人。夜中に出て早朝には着くだろうと高を括ってたら・・・何とか午前中に滑り込みセーフでほぼ12時間掛かりました。普通なら仮眠をとるところだけど、そんなことしてたら終わっちゃう!ま、眠くなったらタープで寝りゃぁイイじゃんってことで、早速ビールをプシュッ!!昨年同様、デイジーヒルのタープでお世話になりました。

今年はステージが変わって、客席も木陰になる場所に移動。

テントサイトからもステージが見えて、なかなか快適でした。

デイジーヒルタープには、全国各地のブルーグラッサーが集って、とにかく楽し過ぎ!美味しいアテと面白過ぎる話、勿論ジャムもたっぷり!今年はバンジョー弾きだらけで、ビルキースがどうのアランマンデがどうのと大好きな方面のマニアックな話もできて面白かったぁ!!

そんなタープでご一緒してたTBBのステージ


今回は出番がなくてリラックスしてたら突然頼まれてステージに上がって緊張してた八平さん

関学ヒッコリーホローズ6代目だそうです。

実はボクもステージには上がりました。バンジョー数珠繋ぎで!(^O^)

デイジーヒルのステージはその前だった?かで撮り損ないました(T_T)

で、土曜日はじっくりとステージを見ようと思ってましたが・・・いつの間にかタープで木彫り化してしまい、その後の楽しいことを幾つかすっ飛ばしてしまいました。今年も「ねじまきお」が謎のままだ・・・


追記:他の写真もアップしてます

2010年8月3日火曜日

サイバーな図書館員?

前回のエントリーの後にも、毎日のように電子書籍のネタが出てきてます。が、フォーマットが落ち着きそうな気配は微塵もなく、状況は混沌とする一方。で、電子書籍歴10年超のボクも改めて現在のフォーマットの状況について頭の中を整理しようとネット上を探してて見つけたのがココ。

Cyber Librarian

「図書館員の為のコンピュータ知識」ってことだそうですが、色々なことが非常に簡潔にまとまっていて凄いです!!上綱秀治さんという国立国会図書館勤務の方が運営されてます。なるほどね。図書館員(司書とも云う)さんを取り巻く状況も、コンピュータとは無縁でいられるどころか、電子書籍時代を迎えてますますコンピュータの知識が必要となっているわけです。そもそも、蔵書データベース辺りは相当前から使ってるだろうし、詳しい方が多そうではありますよね。

電子書籍」のページでは、過去から最近までの主要なフォーマットのほとんどを網羅して解説してくれてます。お陰で『ボイジャーって会社は、日本の電子書籍の草分けみたいなことを云ってるけど、よく考えたら一つの会社で幾つもの規格を乱発して混乱させてるだけじゃねぇの?!』みたいなことにを気付かされたりして(今頃気付いたのか?!)でも、ここでは図書館の方らしくどこが良い悪いというようなことには一切言及せず、淡々と事実が綴られてるのがイイです。

電子書籍以外の、画像・音声・動画に関しても同様。原理を簡潔且つ分かり易く解説した上で、主要な規格をこれでもかと網羅してます。

「パソコンが取り敢えず使えてる程度の知識がある人向け」ってことですが確かにその通り。そういうレベルの人から、コンピュータやインターネットについて質問されたら、取り敢えずここを教えておくと面倒がなさそうです。

っつぅか、「周囲からはそこそこ詳しいと思われてるので、今更人に聞けない」って類の人が調べるのにも最適ですよ、ご同輩!(^O^)

2010年7月30日金曜日

もうさ、XMDFでイイんじゃね?!

■XMDF形式
「 シャープが開発した携帯電子書籍リーダー用のフォーマット。大手出版社21社が参加する日本電子書籍出版社協会運営の「電子文庫パブリ」などで利用されている。専用リーダーソフトとして「ブンコビューア」でZaurus、PalmOS、PocketPC、HandheldPC、Windows向けが無料で公開されている。 」ってことですが、シャープの携帯電話とかにも搭載されて(他社ケータイは分からない)ます。

PalmデバイスでXMDF形式の書籍を読むには、一手間掛けなきゃいけないけど大したことじゃない。その手間以上に、以下の点でボクにとっては非常に快適な電子書籍読書環境が構築できてます。
●元のXMDFファイルはPC上に原本として保管できるので、デバイスをなくしても安心。
●普段使ってるデバイスが変更になっても無問題。(OSが異なるとちょっと加工は必要かも)
●SDカード等の外部ストレージを使えるので、整理が簡単。
●XMDF形式が、紙と同時にリリースするケースや、絶対数も急増している。

先日、シャープから「次世代XMDF」についての発表がありました。iBookみたいに「動画や音声」も埋め込めるってことがウリのようだけど、「ワンソース・マルチユース」もウリらしい。一つのコンテンツを複数のデバイスで読めるってこと。ま、以前から一手間かけさえすればそうだったような気もするけど。「最適化」ってのが自動的にされるんなら凄い。Palmのように、変換ソフトをかますってのは一般的にはハードルが高いからね。

一つのコンテンツを、サイズも解像度もバラバラの複数のデバイスで読めるようにする「ワンソース・マルチユース」ってのは、重要な要素だと思います。今のiPhoneやiPadは、その辺りが良く分からない。母艦のiTunesを起点にして、そういうことができるのか?でもiTMSで買うしかないんだからアッポー端末間でしかダメなのは明白だよね。京極なんちゃらがiPadを当て込んで出したなんちゃらって書籍みたいに、iPhone用とiPad用を別に買わなきゃいけないってのは話にならんでしょ。

XMDFはシャープに使用料を払わなきゃいけないそうで、そこら辺を嫌がる向きは世界的なオープン規格の「ePub」に期待なんでしょうね。でもePubも日本語化に関してはまだまだ障害もある様子

シャープには義理も特段の思い入れもないけど、日本での電子書籍コンテンツとしてはタイトル数も一番多い?筈だし、これを契機にXMDFでの新刊リリースが当たり前になってくれれば非常に嬉しい!(新規格が、Palm用ブンコビューアでも読める下位互換性が担保されてることが必須だけどね)

ここまで書いた翌日に、新型Kindleの発表が!
ハード的にはかなりイイんじゃない?ボクが以前から望んでる新書サイズに近付いてきたみたい。KindleでXMDFが読めるようにして、アマゾンで日本語書籍売ればイイのに。アマゾンもシャープも、ハード&ソフトを独り占めしようとせずに、大同連合すべきと思う。もうXMDFでイイよ!!

2010年7月29日木曜日

夏フェスシーズンスタート!(勿論ブルーグラスの)

一般的には、夏フェスといえばフジロックとかサマーソニックとでしょうが、ボクらにとっては数十年の歴史を誇るブルーグラスフェスです!一番古い宝塚ブルーグラスフェスは、今年で39回目。本場アメリカを含めても3番目に古いフェスだそうです、凄いよね!!

今年のフジロックはちょっと様変わりしつつあるようで、いつもお世話になってる中野督夫さんが小坂忠さん・鈴木茂さんと出るとか、女房のフラの大師匠・サンディさんも出るとか、今までは相手にされてなかった中高年層を開拓しようって魂胆がミエミエな感じになってるようです。ブルーグラス系ジャムバンドとかもよく出るので一度行ってみたいなぁとは思うんですが・・・それはさておき。

そんなブルーグラスの夏フェスシーズンが、千葉で幕を開けました。‘灼熱地獄’って評価?が定着してるらしい千葉ですが、昨年は強めの風が吹き続けてたお陰で過ごし易かったんですよね。今年はそこら中‘どこでも灼熱地獄’になってる中、真の灼熱を満喫できるか?!と思ってたんですが・・・土曜日はお仕事で、陽のあるうちには辿り着けず。しかも夕方に雷雨があって、それが気化し終わった頃に到着したもんですっかり涼しくなってしまってました。雷雨が上がった直後は、物凄い高温多湿状態だったそうで、古い楽器さんたちが多量のモイスチャーをいっぱい吸い込んだことでしょう(ってシャレにならないか+_+)

最初から夜にしか到着できないのは分かってたので、端からテントを張るつもりもなく、どっかのタープの片隅にコッド(折り畳みベッド)を置かせてもらって寝るつもりだったんだけど・・・その必要すらありませんでした。到着後から、茅ヶ崎BotchyBotchyの出張ビアサーバを皮切りにビールをしこたま飲み、お邪魔させてもらってるKeepOnTheGrassタープの皆様にスパークリングワインを振舞いつつ自分が一番飲んでたり、いつものバーボンソーダも相変わらず旨かったりで、深夜になって楽器をケースから出した頃には既に指が回る状態ではなく(^^;; そのまま気付いたら朝の7時。バンジョーを腹の上に乗っけたまま椅子で寝てました(*_*)


(お世話になったKeep On The Grassのステージ)

『単に口ジャムし行っただけ?!』で帰ることになりそうなところでしたが、いつも高円寺でお世話になってる岩本さんの「Harry&Friends」に混ぜてもらってステージに上がり、何とかフェスらしく帰ることができました(^O^)


(これはボクらではありません)

(この顔にピンと来たら・・・)

この後は、宝塚と箱根がありますが、どちらもまだホントに行けるかどうか流動的。宝塚は、行ったとしてもバンドじゃないしステージには上がれないので、‘ちゃんとした’ジャムをしたいものです。千葉にはOverprooooofで出られなかったので、箱根は何としてでも行かなきゃ!と思うのですが、前日金曜日の監査役攻撃を切り抜けられるかがポイントだなぁ・・・。

2010年7月21日水曜日

カナル型バランスドアーマチュアイヤフォン

数年前からカナル型と呼ばれるステレオイヤフォンを使ってます。カナル型ってのは、耳の外耳道部分に深めに突っ込むタイプのことで、最近の高級イヤフォンはほとんどこのタイプだし、廉価タイプでも随分と増えてきました。

最初に買ったのは、マイク等でお馴染みShureのE4cというモデル。ほぼ3万円しました。当時はまだそのカテゴリーの製品はあまりない頃で、「3万円」って云うと大抵の人は「さぁんむぁんえぇん?!」って目を白黒させてましたが、聞かせてあげると今までのイヤフォンのイメージが崩れ去ったのかほとんどの人がある程度は納得してたものです。それでも「3万円はないだろう!1万円ちょいくらいならねぇ・・・」って反応が多かったかな(^^;

E4cは、ステージでのモニター用として開発されたってことで、激しく動いても良いようにケーブルが太くて長いのが特徴でもあったんだけど、それでもケーブルはやっぱり切れるんですよね。ボクみたいに電気的な知識や工作スキルが無い人間にとっては、こういうものはケーブルが切れたら終わり。その後は、あまり高いの買ってもどうせケーブルが切れるしなぁと、そこそこのものを使ってきました。

で、最近買ったのが「HP-B900N」っていうもの。秋葉原をぶらぶらしてたときに、Palm関係の友人・I氏が買ったっていうのを思い出して買ってみました。オーム電機っていう日本のメーカーのブランドだそうですが、これがねぇ高級機種によく採用される「バランスドアーマチュア型」って駆動方式を謳っていながら、激安なんです!普通は、同じシリーズの中でも2万円以上のクラスにしか採用されないものなんだけど、このHP-B900Nはなんと・・・1799円!売られてるのが秋葉原の「あき○おー」なので、『ホントにBA型ぁ?』って穿って見ざるを得ない。でも2000円切りならまぁ騙されたと思えば・・・ってことで、買ってみました。

(イヤーチップは、Shureに着いてた三連キノコタイプのキノコを一層カットしたものです)

ところがね、これがかなりイイんですよっ!最初は高音の広がりがイマイチかなぁって感はあるものの、中~中高音の解像度はクリアだし音圧も十分過ぎるくらい!1799円でこの音質ってのはコストパフォーマンス良過ぎです。BA型ってのもほぼ納得!その後エイジングを重ねるうちに、高音域もかなり鳴るようになってきました。ハウジングは安っぽいけど、なんせ1799円ですからね(^O^)

調べてみると、そういう方面のマニアの間でも話題になってるようで、リケーブルして更に良くなったとか、分解してドライバーを確認したなんてブログもありました。間違いなくバランスドアーマチュア型だったようです。BA型の特徴は、「中高音域の解像度が高く小型化が容易、but低音域が弱いので低音域を十分に鳴らすにはドライバーを複数にする必要あり」ってところなんですが、ボクの場合には低音域がドスドス鳴るような音楽はほとんど聴かないのでシングルドライバーで十分。これはイイ買い物をしました。もう幾つか予備に買っておこうと思ってます。

ところで、色んなブログでE4cもリケーブル可能って記述を見掛けたんですが、誰かリケーブルできる方いませんかね?!(^-^)

2010年7月19日月曜日

Nechvilleを初めてバラしてみた

ボクが現在メインで使ってる「Nechville」というメーカーの独創的な機構を持ったバンジョー。



この写真の右のがそれです。左は一般的なバンジョーの内側。

バンジョーの白いヘッドは、ドラムと同じプラスティックに白い塗装のコーティングがされたもの。使ってるうちにコーティングが剥がれたり汚れたりして見た目が悪くなるのと、プラスティックといえども張りっぱなしでストレスが掛かり続けてると音が悪くなってくるようなので、昨年の購入以来初めてヘッドを張り替えました。

独創的な機構は、「Heli-Mount Design」と名付けられてます。一般的なバンジョーは、ヘッドの上に輪っかをハメて、それを20数本のブラケットという金具で締め上げます。20数本を均等に締め上げなければいけないので、これがなかなか面倒な作業なんです。この面倒臭さが好きって人も少なからずいるんでしょうけど(^^;、ボクは簡単な方がイイです。

分解の過程を細かく撮っておけば良かったんですが、分解してから思い出して撮り始めました(^^;;;

これがメインのフレーム。


一般的なバンジョーは、こんな立体的なフレームなんかありません。上の輪の部分と下の輪の部分は別の部品になってて、それを繋ぐ縦の部分がブラケットになってます。もうこの時点でかなり変なバンジョーです。

Q:ブラケットを使わず、どうやってヘッドを締めあげるの?
A:ウッドリムの上に大きなオネジの輪っかを乗っけて、メインフレームの内側に切ってあるメネジに噛み合わせて締めます。

と書けば簡単ですが、鍛造?鋳造?どうやって作るのかは分かりませんが、相当に精度の高い工作をしなければいけないと思われます。

メインフレームの内側はこうなってます。

真ん中の横に切られてる溝が、メネジになってます。上のギザギザの部分がギアになってて、ここにT字レンチを引っ掛けてオネジをグルグル回すわけです。

オネジはこれ。

内側の木の輪っかがウッドリムです。直径30cm強の大きなネジで締め上げるって発想は、出なそうで出そうで・・・やっぱ出ないよなぁ(^O^)

但し、この時にちょっと詳しい方ならこういう疑問が湧くでしょう。『ネジで回すときに、トーンリングやヘッドは一緒に回っちゃわないの?』って。

そこがまた大袈裟な・・・いやいや壮大なことになってます。ベアリングです。

これ、トーンリングをひっくり返した状態ですが、はい金属球がぎっしり詰まってます。幾つあるのかは・・・数えてません。下の画像も含めて数えてみてください。

この上に、さっきのオネジを乗っけて締めるのです。実際はどういう作業になるのか?は、ここを御覧ください。上の動画は、今回省いたネックのジョイントの仕方。下の方が、ヘッドの張替です。

さて、ここで再び疑問が湧く方がいらっしゃるでしょう。『トーンリングの中にあんだけ鉄球が詰まってて、鳴りはどうなのよ?』と。はい、そこがこのヘリマウントの最大の問題かと思われます。

正直なところ、Nechvilleの音は「華やかさ」には欠けると思います。その原因は、やはりトーンリングの中に鉄球が詰まっていることなのではないかと。ブルーグラス・バンジョーの世界では、「Old Gibson」「Pre-War Gibson」というのが絶対的な地位を占めています。実際、それは確かに素晴らしい音色なんですよね。金属部品を多用していながらウッディなまろやかさを基調としていて、尚且つキンキンとうるさくない華やかさを併せ持つ。後発のバンジョーメーカー、ビルダーは、程度の差はあれどもOld Gibsonを何かしらのお手本にしてます。

トーンリングは音を決定する一番重要な部品であり、後発メーカーはOld Gibsonのトーンリングを成分分析するくらいです。穴の有無や数にもこだわるくらい重要なのに、その鳴りに相当大きな影響があるであろう空間のかなりの部分を、鉄球の容積で埋めちゃうってのはどうなのよと。Nechvilleが日本でまったくと言っていいほど人気がないのはその辺りなんだろうなぁと。

『じゃぁなんで使ってんの?』はい、そういう音が嫌いじゃないからです!

確かに華やかさはないものの、ウッディという意味ではとってもウッディかも。強いアタックでもキャンキャン言わないところは、逆に御し易い面でもあるんです。今回初めてバラしたくらいなので、まだその特性を完全に活かしたセッティングにはできてないだろうし、もう少し華やかさが出せないかは研究してみたいと思います。なんといっても部品数が少なくて、ヘッドの張替え、ネックの調整等、メンテナンスは楽チン!天候の悪いフェスに持って行っても気になりませんからね(^O^)

2010年7月10日土曜日

奥沢明雄&‘新生’The Marmaladesky

7/7七夕の夜、オックンこと奥沢明雄&The Marmaladeskyのライブ@Back In Townに行きました。

ボクが「オックン」というと、ブルーグラス系の方々は、「オックンなんて恐れ多くて呼べないよなぁ」と云います。ブルーグラスじゃない方のリスナー仲間の間では‘オックン’が当たり前なので、ブルーグラスに復帰した今でもそこは‘オックン’なんですよね(^O^) でも本人と直接話すときはやっぱ‘奥沢さん’かな(^^;

オックンは、ブルーグラス界では知らぬ者はいないくらいの重鎮ですが、日本のメジャー音楽シーンでも活躍するミュージシャンです。プロフィール等詳しくはコチラ
プロフィールの最後の方の近況は少々変化してて、「現在は、ロックやカントリー方面の有名アーティストのサポートと共に、自身のユニット・奥沢明雄&The Marmaladeskyや、ブルーグラスバンド・Deadman Walkingなどでも活躍中」というところでしょうか。

オックンのことは30年前から存じ上げてました。ブルーグラス専門誌「June Apple」で度々目にしてたし、金沢の学生時代に東京に遊びに来たときには「Bluegrass Inn」で「タラリーマン」というバンドのライブを聴いたりもしてましたからね。ブルーグラスから離れてた時期は、「Tequila Circuit」での素晴らしいハーモニーとギターワークに酔いしれてました。テキーラ活動休止後、オックンのソロライブに行くようになったのが2007年の5月。それまでテキーラで聴いていたオックンとは違った、ギター1本のオックンワールドにはまって毎月のようにライブに行くようになり、1年後の2008年から自身のバンド「奥沢明雄& The Marmaladesky」が始まったのでした。
ソロのときはアコギだけだけど、バンドではゴキゲンなエレキギターワークも聞かせてくれて、それだけでも十分に楽しいMarmaladeskyでした。でもオックン本人は納得がいかないようで、毎回少しずつメンバーが変わったりゲストを呼んだりと試行錯誤を重ねてましたが、昨年末のBITライブを区切りに一旦リセット。そして今年の3月に新生Marmaladeskyが始動しました。暫くはタイミングが合わずにいましたが、昨日やっと行けたというわけで。長い(^^;

奥沢明雄 / Vo & Gt
坂下秀実 / Key & Cho (ex 四人囃子)
渡辺茂 / Bs & Cho (ex もんた&ブラザーズ)
高橋結子 / Dr & Cho (ex 桑田バンド)
磯部舞子 / Violin
ゲスト:ゆげみわこ/ Vo & Cho (ex姫神センセーション)

結論:オックンワールド・・・いや、そこにはマーマレイドスカイワールドがありました!



それまでも、素晴らしいミュージシャンがバックを支えてましたけど、どうしても「奥沢明雄&・・・」の印象が強いバンドでした。それはある意味当然なんですけど。
ところが、昨日は最初からそれまでとはまったく違う印象でした。オックンのギターに、キーボード、エレベ、ドラムという構成は同じですが、新たに加わったフィドルが驚くほどにフィットしてます。オックンのある日のブログによると・・・

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およそ3ヶ月前のある日、近所の小さな喫茶店でそのヴァイオリニストと出会った。
バーズやミュール・スキナーをこよなく愛する店主の影響を受けフィドル・ミュージックに興味を持ち始めたばかりの、弱冠25歳の若者だ。
見よう見まねでオレンジ・ブロッサムを弾いてはいたが、それはただフレーズをなぞるだけで、正直とてもフィドルとは言いがたいものであった。
(中略)
予想していた通りとてもよく予習をしてきてくれていて、曲のニュアンスなどはしっかり把握できている。
ただ、どうしてもコード進行に合わせて自分で歌ってしまう。
もちろんフレーズ自体は美しくプレイもしっかりしているのだがコードの捉え方も曖昧で、まったくオブリガートというか歌伴にならないのである。
それでもこの日、確かに「これなら行ける」という実感はあった。
あらゆるサジェスチョンに対しての、その意味を理解する勘のよさと的確な質問。
この能力こそ、技術的に即座に対応できる器用さなどよりも大切なことなのだということを初めて知った。
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このブログが4月のことなので、フィドルの若者=磯部舞子ちゃんがオックンと出会ったのはまだほんの数ヶ月くらい前のこと。初めて合わせた時は「オブリガードになってない」って云ってますよね。それが・・・まるでもう何年も一緒にやってるくらいに、オックンの歌と絡み合うフィドルの気持ちイイこと!‘ヴァイオリン’奏者の人って、なかなか‘フィドル’の野太さが出せない人が多いんだけど、バッキング・ソロ共に‘フィドル!’してます。このフィドルをフィーチャーしたインストルメンタル曲も、独特の世界観を形作ってました。『あらゆるサジェスチョンに対しての、その意味を理解する勘のよさと的確な質問』って、ビジネスにも共通する重要な能力ですよね。この能力が高ければ、過去に囚われずに、自由になんにでもチャレンジできるってこと。先天的な要素も大きいかもしんないけど、訓練で磨けるかもしれないし、自分も常に意識していたいと思います。

そして、コーラス!!ドラムのけっちゃん(高橋結子さん)と共に、初めて聴くベースの渡辺茂さんのコーラスがすんごく効いてて、さらにゲストのゆげみわこさんの歌とインストのときのスキャット?もフィットしてるし、坂下秀実さんのツボを押さえたキーボードから何から、すべてがオックンワールドであると共にマーマレイドスカイワールドになってるのでありました。

ライブ終了後、一緒に行ったブラウンコーストメンバーと共に、オックンとの感想戦に臨みました。オックンも『やっとここまできた!』と嬉しそう(^-^)。でもこれが始まりであって、これからまだまだ進化するよと。以前、「早くCD出しましょうよ!」ってけしかけると、「信頼できる良いプロデューサーがいればね」って返ってきてましたが、これだけ独自の世界を築けちゃうんだったら、「プロデュース by 奥沢明雄」でイイじゃないかとも思います。

今後のMarmaladeskyがますます楽しみです!!

2010年7月7日水曜日

「小さなお店のツイッター繁盛論」勝手な外伝

以前から折に触れてご紹介している、豚組や立ち飲み屋・壌を経営する㈱グレイス。Twitterを活用してブレイクし始め、今やIT系で飲み食いしながらのイベントやるならココ!ってなくらいのメッカになりましたねぇ。

そのグレイスの社長・中村仁(ツイッターでの@hitoshi)さんが上梓した「小さなお店のツイッター繁盛論」、これがとっても面白いです!



@cheebowさんのブログによると、1)@hitoshiさんがUstreamで公開した飲食店向けノウハウが大反響を呼んで、2)@kogureさんがネタフルバードで記事にまとめて、3)それを読んだ@cheebowさんが書籍化希望!って煽ったのがきっかけだそうで。@hitoshiさんも16日間で書き上げちゃったってんだから凄い!幾らUst用にフレームワークはまとまってたとは云え、その集中力と熱さにはビックリです!

@hitoshiさんとは、Palmが縁で知り合って以来10年近くのお付き合い。この本でテーマとなっている「西麻布豚組」は、開店初日以来通わせてもらってて、その後の「豚組しゃぶ庵」と共に、ボクを「牛肉を欲しない身体」にしてくれた張本人です。その豚組、最初から順風満帆だったわけではありません。飲食業界にインパクトを与えるべく、かなり果敢なチャレンジをするが故に、ツボにはまる人にはとっても支持されるけど、そのコンセプトが思うようには広まらず、安定稼動に頭を悩ませる時期が少なからず続いてました。

特にしゃぶ庵は、豚組のコンセプトがそこそこ浸透し始めた頃に、一気に攻めに出ようとした果敢な出店でした。勿論勝算はあっただろうけど、所謂‘オオバコ’ってやつで、こけたら相当にヤヴァイ賭けでもあった筈。丁度、しゃぶ庵の企画が進んでた頃に、当時ボクが在籍してた会社で扱う広尾の店舗物件を紹介したこともあり、その辺りの話を色々とした憶えがあります。開店前には、レセプションにもお呼ばれしてメニューの感想をフィードバックしたり、会社や友人との飲み会でもちょこちょこ利用させてもらってましたが、好不調の波が大きかったり、オオバコ故の運営の難しさや細かなメニューの試行錯誤等が常に続いてたように思います。

@hitoshiさんがTwitterに傾倒していった頃もなんだか印象深く記憶に残ってます。ご他聞に洩れず、彼も早くからmixiにはまってた方ですが、どこかでずっと違和感があったそうで、新たなコミュニケーションの場としてTwitterに移っていったと記憶してます。しばらくはmixiアカウントも残してましたが、直に140文字の魅力にどっぷりとはまり、その大きな可能性も実感したんでしょう(推測)、mixiはすっぱりと見限って退会しちゃいました。

最初の頃の@hitoshiさんは、『自分の思考を整理するツールとして最適!ついでに宣伝にも使えないかなぁ?』程度のノリで、商売っ気はさらさらありませんでした。親しい人達とのコミュニケーションの中で予約を受けたり、メニューや企画の相談したりってなコミュニケーションを通じて一からTwitterの活用方法を紡ぎ出していったんですね。その辺りは、本の中でも詳しく触れられてます。で、2009年の春頃からTwitterが日本でもブレイクし始めるのと時を同じくして、壌や豚組がTwitterのアジトのようになり、後は皆さんも良くご存知の通り。

そもそも、自分はグレイスの戦略にどっぷりと嵌まって、せいざん・壌・豚組と足繁く通う常連にさせれらてしまったクチなので(^^;、Twitter活用の裏にあった本質的なグレイスの姿勢&戦略がきちんと整理されてて、それがとっても気持ち良く腑に落ちました。そんなところまで白状しちゃってイイのって?(^O^)

この本では、Twitterを使った直接的なテクニックも色々と書かれてますが、本質的には小さなお店(それは飲食だろうが、洋服屋だろうが、不動産屋だろうが、弁護士だろうが同じ)が、マスマーケティングに嫌気がさしてる個客をさりげなく獲得して常連さんに育てていく為のコミュニケーション論として読み応え十分です。うちの会社でも活用できないかなぁ・・・

そうそう、Special Thanksに載っててちょっとびっくりでしたぜ!(^O^)>@hitoshiさん

2010年7月5日月曜日

両手を縛ってサッカーやろう!

今回のWCは、ツッコミどころ満載過ぎますね!

取り敢えずは、両手を縛ってサッカーしませんか!当然走りにくくなるけど、縛られたままで走る技術もすぐに向上するでしょう。本人は意図していないであろう偶発的なハンドでもイエローカード出されたり、人間性や国民性までとやかくされちゃう意図的なハンドが起きちゃったりするんだから、手をまったく使えなくしちゃうのが平和的解決だと思います。ホントに競技性を高める気があるならね。

でもやらないだろうなぁ。FIFAには競技性を高めるよりも大事なことがあるようですから。FIFAが直接絡むサッカーは、シナリオや八百長は無い(おそらく)真剣勝負なんだろうけど、それ以外の面ではWWEと良く似てる団体だということに今回気付きました。それはまた別の機会に。

誰か、「拘束衣サッカーリーグ」とかやんないかなぁ・・・(^O^)

2010年6月23日水曜日

遂にiPhoneでキーボード!




これは、上の写真のThinkOutside(Stowaway)折り畳み式キーボード・4つ折りタイプで入力しています。そう、iOS4で念願のiPhone+キーボードが実現しました!!

Fnやら特殊なキー設定のアサインが不明で、画面上のボタンに関してはどうやったら対応出来るのか分かりませんが(っつぅか出来なさそう)、基本的なテキスト入力に関してはかなり快適です。iOS4になって、基本的な日本語入力周りがかなり改善された効果が大きいですね!OS3までの変換エンジンと比較して、第一候補の精度が明らかに向上してます。それに加えて、ユーザー辞書単語登録が可能になった!!3GSを使い始めて一番驚愕したのが、ユーザー辞書無しの日本語環境でした。しかも日本語変換もかなりおバカで、単漢字変換もダメダメ状態でしたけど、ここら辺の不満がほぼなくなったと言っても過言じゃない感じです。

久々にパシャパシャと打ってるThinkOutsideのキーボードも、意外とイイ感じ!完全にはフラットにならず真ん中が浮いちゃってて、打鍵するとかなりパシャパシャするんですが、それでもフルサイズのキーボードでiPhoneに入力できるのは快適!

様々なアイデアをメモして・考察して・企画にするという作業を、会社PC-自宅PC-iPhone間でEvernoteによって連携させてるんですが、ちょっと長文になるとiPhoneじゃ辛くって、せっかくイイこと思い付いてもその場でまとめられないってことがしばしばありました。これで、iPhoneでもまともに長文入力ができます。

ThinkOutsideの4つ折りタイプは、フルキーサイズで打ち易いんだけど、その分ちょっと分厚いんですよねぇ。2つ折りタイプはもう売ってなさそうだし。Palmユニバーサルコネクター用のなら2つ折りタイプを持ってるんだけど、これにBluetoothユニットをぶち込んで改造できないものか?もっと突き詰めると、Newton Keyboardのコネクターに接続してBluetooth化できるようなユニットがあったら、マニアにはそこそこ売れそうな気もするんだけどどうでしょう?

それと忘れちゃいけない、フォルダー化もかなり嬉しいことです。元々アプリはそれほど入れてないけど、それでも7画面分スクロールするくらいは入ってて、たまぁにしか使わないアプリへのアクセスが非常に面倒でした。頻繁に使うアプリ8個だけ残して、あとは全部フォルダー化したら、2画面にすっきり収まっちゃった。フォルダー名は、最初英語にしてたけどなんか直感的に分かりにくいので、カッコつけずに日本語に。Palmではタブランチャー等で自分の好みに画面をカスタマイズするのが当たり前だったけど、ようやっと少し近付いたかな。

ま、何にせよ『iPhoneが嫌い!』っていうのは終りにします。でも、まだ全面的には心も体も許さないけどね(^O^)

2010年6月11日金曜日

今年最初のm-plug

iPhone4&iOS4.0が出る直前に、PalmOSデバイスのユーザーグループ「m-plug」の定例会を開催します。数年前まではほぼ毎月やってたんですが、さすがにそんなにネタも無いので最近は頻度がどんどん落ちてはいます(^^;、でも止めませんよ、きっと!関西のライバル「PUGO」が8月にやるらしいので、その前にはやっとかないと!ってことで(^O^)

ま、PalmOSデバイスに限らず、みんな電子ガジェットが大好きなので、iPhoneでもiPadでもAndroidでもなんでもイイんです、肴にして飲めれば。あっ、現在一応断酒中ですが、イベントの時は飲みますので(^-^)

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2010/6/18(金)20:00~
中国居酒屋 鳳凰閣 (神奈川県川崎市高津区久本1-2-2 SKIPSビル2F)
会費は4000円くらいかな?
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こんなに早くiPhone4とiOS4.0が出てくるとは思わず、取り敢えずリリースを肴にすればイイでしょうっていう日程なんですが、もう一週あとだったら実機を肴にできてましたねぇ。ま、それはそれで有志の方がやるかもね。

ということで参加される方は、以下のページでエントリーをお願いします。
http://atnd.org/events/5184

2010年6月8日火曜日

iPhone4の発表を受けて思うこと

iPhone4とiOS4.0が発表になりました。バーで落っことしてくれた誰かさんのお陰で、サプライズはあんまり無い発表になっちゃいましたね。外付けBluetoothキーボードも予定通り。3GSからもOSアップデート(無償!)で使えるようになるとのこと。未確認ながら、日本語のOSレベルでの辞書登録も実現するとのこと。嫌いだと云いながらも一応iPhone 3GSユーザーなので、素直に嬉しいです。

iPhone4のハードウェア、凄いですね!これでもかと新機能をてんこ盛りにしてきました。何かに取り憑かれたように・・・。

Twitterで「通話・メール・WEBがメインの端末に、HDムービー撮影機能が必要なのか?」ということを書いたところ、色々とご意見を頂きました。ボクが云いたい事を補足すると。

  • 電話やメールが頻繁に入る通信メインのデバイスで、長時間のムービー撮影をするとは考え難い
    ⇒iPhoneで撮影するのは短時間のショートムービー的なものがメイン
    ⇒そもそもレンズがボトルネックだし、デジタルズームしかないのにHDムービーが活かせるとは思えない。
  • HDムービー撮影の需要はあるかもしらんけど、限られた筐体の中に、高コスト(普通の撮影ユニットに比べれば。推測)且つ、高容積な(同、推測)HDユニットを詰め込むくらいなら、価格とバッテリー容量に対する配慮をもっとすべきじゃねぇのと思う。
  • 「なんでもかんでもハイスペック」という安易なチョイスが見え隠れする
    ⇒買い替え需要を喚起する為の新機能テンコ盛りに見えてしょうがない
    ⇒昨今の儲け第一の姿勢が一段と鮮明になった気がする。
批判の為の批判はしたくはないけれど、この辺りのことはやっぱり気になってしょうがない。今更「Zen of Palm」を持ち出しても詮無いことかもしれないけど、一つのデバイスになんでもかんでも詰め込めばイイって姿勢に感じてしまいます。技術的にはAll in Oneにできたとしても、敢えて別の独立したデバイスである方が使い勝手がイイことがある筈だと。

「マーケットイン」と「プロダクトアウト」。マーケティングの世界では当然に前者に立つのが常識とされてるけど、今は「マーケットイン」の御旗を振りかざした蛮行が横行した社会になってるように感じます。『顧客・消費者が望むものを作ってんだから、誰にも文句は言わせねぇよ!』みたいな。でも、本当にそうなんだろうか?独善に歯止めが掛からなくなった「モンスター消費者」と、それに迎合する「幇間生産者」ばかりになってるような気がしてならないのです。プロダクト側が厳格な哲学を持った上で消費者の独善を制御するような構図を期待するのは無理なことなのでしょうか?

Appleという企業は、一時期とってもイイ感じだったような気がするんですが、どんどんおかしなことになっていってる印象を持ってます。iPodの成功から、iPhone、iPadという流れに繋げて、新たなカテゴリーのプロダクトを世に送り出していることは凄いことなのはまったく否定しませんが。

企業は当然に利益を上げなければいけないし、キレイごとだけでは生きていけません。でも、「Zen of Palm」の頃のPalm社には、少しだけそんなキレイごとの夢を重ねてたように思います。「Zen of Palm」もPalm社なりの差別化の方策だっただけで、哲学などという次元からは程遠かったのかもしれない。でも限られたリソースの中で、使う側への思想的な提案も含んだプロダクトアウトが、ほんの一時期だけでも実現してたんじゃないかと。結果的に、Zenはマーケットインによるスペック競争に巻き込まれて霧消してしまったんだけれども。

Twitterでのやり取りの中で、Zen of Palmの創案者であるロブ灰谷さんのブログのことを教えてもらいました。英語なので完全には理解できてないけど、ロブさんの言いたいことはなんとなく分かる気がします。

2010年6月7日月曜日

iPadへの素朴な疑問

ネットで調べても良く分かんないこと。

■日本語変換って相変わらず?
iPadになっても、やっぱ辞書登録機能ってないんですよね?(アドレスブックに変な単語が出てくる仕組みはNGです)iPhoneが、本当に日本語変換がダメダメで辟易としてるんですが、4.0で少しはましになるのかな?

■iPhone用にHandBrakeで変換した動画は、そのままで普通に見られる?
DVDをHandBrake等でiPhoneで丁度イイ感じで見られるように変換した動画は、iPadだとどうなんだろう?大きくなるとやっぱ粗く見えるのかな?変換し直す必要あるのかな?それともなんかソフト的に補正とかしてくれるのかな?

■iPhone用の充電ツールはそのまま使える?
eneloop mobile booster(KBC-L2)はOKらしいけど、世の中の数多のiPhone用って云われる充電ツールは使えるのかな?

とかとか、素朴に疑問なことが色々とありそう。

ま、上記が解決したからと云ってすぐには買いませんけどね(^^;

2010年6月6日日曜日

ブラウンコースト@Back In Townの動画

去る4月10日、ルーツ系やアコウスティック系音楽の聖地・曙橋Back In Townに初出演したブラウンコーストのライブ動画です。(埋め込みの右端が切れちゃうようなら、動画のところをダブルクリックするとYouTubeの元のページが開きます。)


オリジナル曲がウリのバンドですが、知る人ぞ知る曲をアレンジしてカバーもします。

動画の1曲目は、この日メンバー3人のうちのお2人が聴きにきてくれた金沢出身「マザーグース」の代表曲「とんでるルーシー」。シュールな歌詞とポップで分かり易いメロディーが特徴のノリの良い曲。速い曲が得意なバンジョーでも、倍速のロールはさすがに煽られます(^O^)

2曲目は、はっぴぃえんどの「12月の雨の日」。曲調としては暗めですが不思議な味のある曲。

ボクはこのライブで燃え尽きてしまって?、その後バンドの練習を2ヶ月ほどサボってしまってます。というか、新しい職場の関係でスケジュールが合わなかったんですが、そろそろ復帰しないとクビにされそうです(*_*)

CD製作構想もいよいよスタートするようなので、頑張らないと!

2010年6月5日土曜日

Buckaroo Blue Grass II




相変わらず「Blue Grass」と表記するMMMこと、Michael Martin Murpheyのブルーグラスシリーズ第二弾。自身の代表作をブルーグラスアレンジでセルフカバーしたアルバムです。

IIでは、「Blue Sky-Night Thunder」からのカバーが多いようです。MMM歴はまだ1年に満たないボクは、前作を聴いてから昔の名盤を何枚か辿ってみてますが、カントリーロック系の曲調に載せてカウボーイカルチャーへの憧憬・恋慕の念が伝わってきて、大好きなアーティストの1人になってます。「Blue Sky-Night Thunder」もかなり聴き込んだので、お馴染みになった名曲がブルーグラスアレンジで聴けるのはとっても嬉しい!

前作から微妙に変わってるバックミュージシャン陣は以下のとおり。
Andy Hall, Andy Leftwitch, Audie Blaylock, Chrlie Cushman, Pat Flynn, Rob Ickes, Ron McCoury, Sam Bush, Troy Engle
ブルーグラス業界の錚々たる顔触れです。

山口さとしさんが、1人でコロラドまで聴きに行くのが良く分かるようになってきた。ボクもコロラドの山奥で聴いてみたいなぁ・・・。

2010年6月4日金曜日

「今頃何云ってんの?」なんですが。

昨晩、初めてiPadの実物を触りました。5分くらい。ガジェットマニアのくせに遅ぇよって?はい、すいませんm(__)m

・第一印象は、「意外に重いね!」
・液晶のキレイさにびっくり!なるほど、これだけでやられちゃう人も少なからずいるだろうなぁ。
・動作は、ちょっと遅いかなぁ。でも5分くらいじゃ分からないか。

あの重さじゃぁ日常的に持ち歩こうって気にはならなかったなぁ。使い込んだら違う気持ちになるのかなぁ。仕事のときはカバンを持ち歩くからイイんだけど、プライベートの時にあれを常時携帯するってのはちょっと辛い。Kindleの小さい方でも若干大きいと思ってるので、やっぱ従来から主張してるとおり、新書サイズくらいでこういうコンセプトのデバイスが欲しいです。

でも、iPadはやっぱカウチに深く沈みこんで使うには最適!ThinkPadX40のリプレースとして数ヶ月以内には買いそうな気がします。

但し、hpの動向には大きく左右されるでしょう。WebOS(最近「webOS」って表記しなくなったのかな?)搭載のSlateが出るなら、話は変わってきます!無条件に速攻買います!!新書サイズくらいのもリリースしてくれれば最高なんだけどなぁ・・・。

2010年6月2日水曜日

盛者必衰?

ここのところ、電子書籍のことばかり書いてたら、Adsenseがいやぁなのになってる(^^;;

2010/5/31の日経WEB刊で、「6000人退社、リクルート、3度目の正念場」という記事を見ました。ボクはリクルート入社後、3年弱でリクルートコスモスに(現・コスモスイニシア)に出向・転籍したのですが、一応OBなのでやはり複雑な心境です。

昨年は、コスモスイニシアが事実上の経営破綻となり、日本で始めて「事業再生ADR」という手法(法律の縛りによるのではなく、民間の中立な第三者機関によって大口債券者を中心とした債務整理の手続きを取る制度)を用いての再建策を採ったばかり。コスモスイニシアは、社名からリクルートが外れたことから分かる通り、数年前にリクルートの持ち株をすべてユニゾンキャピタルに譲渡しました。暫くは不動産ファンドバブルに乗って好調だったようですが、従来は手掛けていなかったファンド向け物件供給に精を出し、オフィスビル事業なんかにも進出しようとしてたところにリーマンショック。元々1次取得者向けで伸びきたデベが、応用編に手を出して痛い目に遭う・・・応用編はかなり早くから手掛けてきてたし、新興デベと違って前のバブル時に散々学習してた筈なのになぁ・・・。

そして、リクルート。こっちはもう離れて20年以上なので、すっかり様変わりしてますが、OBルートで洩れ伝わってくるのは日経にも書かれている通りの「大企業病」。ボクが内定者だった年は、まだ「㈱日本リクルートセンター」って社名だった頃で、入社と同時に「㈱リクルート」に変わりました。リクルートになってからは皆さんも良くご存知のように膨張というのに相応しいような成長を遂げ続けましたが・・・遂にですか。6000人って凄い数字ですね。桁が違います。人件費が年間500億位は浮くのかな?ボクが名前を知ってるような人(中高年)が大量に残って、保身目的で中間層~若年層を切りまくってたりするようだとそれもどうかと思う。でも若い人達が大企業病なんだとするとそういう人が残ってもダメな気もする。

創業から50年。『企業の寿命は30年』と云われる中(最近はもっと短い?)、虚業と云われ続けながら50年、数々の試練も乗り越えてきたのは、やはり凄い会社なんだろうと思います。過去2回とは明らかに様相の異なる今回の‘正念場’、果たしてどうなるのか。派遣事業拡大の旗振り役がきっちりと責任を取った上で、若い人達がこの苦境で意識改革できれば正念場も乗り切れるのか?

2010年6月1日火曜日

ソニーの新情報端末?

http://www.asahi.com/business/update/0529/TKY201005280501.html

5/29掲載の朝日新聞のスクープ?日経では6/2になってもまったく触れられてません。独自の取材で明らかになったってことでしょうか?

iPadと、それに続く電書協関連やビューンのニュースに隠れた感がありますが、この内容が本当ならPalmOSデバイスユーザー、特にClieのユーザーだった人にとってはちょっと複雑な気持ちになるニュースですね。

PalmOSが、通信端末としての生き残り対応で後手後手に回り、粘ったソニーも2004年に見切りを付けて撤退してしまったわけですが、それから6年。PalmTop、MagicCap、Clie、Myloと、手を変え品を変え情報端末を出し続けてきたソニーは、やっぱりそういうのを諦められないんでしょうね。日本ではLIBRIeで大失敗した電子書籍端末も、アメリカでは何とか一定のシェアを確保してるようだし、その辺りのノウハウも加えて、OSをPalmからAndroidに乗り換えて再挑戦!というところでしょうか。

2010年5月27日木曜日

『取り敢えず発売日前に云うだけ云っとくか』ってか?

iPadが勝ち馬になるのが分かったもんだから、この際なんでもいいから乗っかろうって輩のニュースが毎日毎日・・・。でも点ばっかで、線や面の話が出てきません。

で、いよいよ明日iPad発売って日になって出てきたこのニュース。
http://japanese.engadget.com/2010/05/27/sony-toppan-kddi-asahi/

engadgetも書いてるように、全然具体性がなくって取り敢えず云うだけ云っとくかって程度のあんまり中身のないプレス発表だったようで。日本電子書籍出版社協会(電書協)を味方に着けたようなので、コンテンツについてはかなり期待できるけど、問題はソニーだ。なんでハードメーカーが加わる必要があるのか?LIBRIeで貸本みたいなバカなことして大コケした轍は踏まないだろうけど、そもそも特定のハードメーカーと手を組む必要はないというか、組んじゃいけない筈なんです。電書協も、オープンなフォーマットであらゆるハードで読むことができる環境に導いていかなきゃいけない立場なのになぁ。

話は単純で、ハード側はドットブック形式orXMDF形式のリーダーソフトを用意して、電書協は今みたいに1年遅れみたいなコンテンツばっかじゃなくて、新刊や雑誌をどんどんリリースすればいいだけの話なんだけどなぁ。ハードメーカーがコンテンツの利益のオコボレまで掠めようとするから話がややこしくなるんだよね。

2010年5月15日土曜日

電子書籍とPalmを巡る10年(3)

こうして、「最新の書籍がいつでもPalmで読める世の中を!」という夢は霧消したわけです。ギュウギュウの満員電車の中で読むツールとして、PalmOSデバイスはとってもイイんですけどねぇ(まだ言うか!^^;)

Palm以外のPDAにはほとんど触れてませんでしたが、WindowsMobileでもザウルスでも、構造的にはほぼ同じ。携帯電話~スマートフォンの流れには逆らえなかったと。Windows Mobileはスマートフォンでも使われてますが、最新のWindows Phone7になってもあんまり実用的ではない模様。MSもいい加減諦めればイイのに(^^;

さて、携帯電話~スマートフォンの時代になって、電子書籍がブレイクしたか?というとそういう分けでもありません。「画面が小さい」という点では、PDAと同じ宿命を背負っている分けですから、適応できるのは老眼ではない若者くらい。しかも日本では「ケータイ小説」なんていう、表層的で荒っぽいストーリーが風のように流れていくジャンルが出来あがっちゃって、電子書籍が妙な方向で捉えられかけた感じもします。今は「ラノベ」とか云うの?

このように、PDA・携帯電話・スマートフォン(およびその他の電子ガジェット)のどれもが電子書籍普及のキラーツールになり得ずという状況を横目に見て、『そりゃぁ専用端末じゃなけりゃダメなんでしょ!』と立ち上がった勇者がいました。但し、「いっちょ大儲けしてやろう!」って魂胆がミエミエの大資本2社。どちらにも共通してたのは・・・

「‘書籍’なんだから、紙の本のメタファーは必須ね!」

「まずは収益確保!んじゃぁ手っ取り早いのはマンガだよね!」

「利用者の利便性より何より、最重要課題は著作権保護!」

さてさてその結果は・・・P社は2008年に、S社も2009年に、枕を並べて見事なまでに討ち死にしました。

2008年にiPhoneが登場した時は、大きな画面を持ったスマートフォンってことで期待も高まった割りに、意外な程電子書籍にまつわる動きがなくて拍子抜け。

そんなグダグダな感じになってたところに登場してきたのが・・・そう、Kindleです。Amazonが満を持して世に送り出したKindle。2007年末の初代機登場時には、まだなんだか良く分からないデバイスって感じだったのが、初代機の不具合を細かく潰して2009年に送り出したKindle2でブレイク!通信料が掛からずに書籍データをダウンロードできる、それも米国に限らず日本でもというスキームがイイですね!

3月に、山田達司さんが持ってるKindle2を触らせてもらいましたが、その薄さと液晶の見易さ、WEBブラウザー、PDFリーダー等、「現代の‘読む’という行為」に特化した潔さは非常に好感が持てました。早く日本でもそのビジネスモデルが待ち望まれますが、日本の守旧派達は『どうする、どうする?もういい加減に鎖国してるのも限界だよね?』と寄り合ってヒソヒソやってる状態なのか?

iPadの登場は、いい加減に諦めて腹を決めさせるのに十分なインパクトを与えてくれるという点で歓迎です。取り敢えずは買わないけど。だって電車の中で立ったママ読むのは無理だもん!(^^;

Kindleのもう一回り小さい(新書サイズくらい)のが出てくれることを切望してます!!

(おわり)

2010年5月14日金曜日

電子書籍とPalmを巡る10年(2)

1999年、PalmVがアメリカで爆発的に売れて『なんかカッコイイ!』と日本でも大ブレイクしてたのが2000~2002年くらい。本家のPalmブランド以外にも、WorkPad(IBM)、Visor(HandSpring)、CLIE(SONY)、etc大資本やベンチャーも参入しての繚乱状態となり、Palmは今のiPhone・・・とまではいかないまでも、デジタルデバイスの先頭を走ってました。

他方、電子書籍業界?では、日本の出版社も電子書籍を煙たがったままにしておくわけにもいかず、重い腰を上げだします。それまでは個別でおっかなびっくり電子書籍に取り組んでいた大手出版社が、2000年に「電子文庫出版社会」という組織を作り「電子文庫パブリ」をスタートしました。

『有償でもいいから、‘今’のタイトルを電子書籍で読みたい!』と熱望してた者にとって、やっと光明が見え始めたんですよね!最新タイトルが即リリースされるような状況には程遠かったけど、人気作家の‘ちょっと前の’タイトルが毎月コンスタントにリリースされるようになったのは大きな進歩でした。

フォーマットに関しては、当初はテキスト形式が多かったものの、その後簡易な著作権保護機能を有した新たなフォーマット「ドットブック形式」(ボイジャー社推進)が主流になり、更にシャープが推進する「XMDF形式」も追随して、有償コンテンツが着実に増加し始めました。

このような状況を受けて、Palmの電子書籍リーダーにも進化したものが登場します。2002年に、ドットブック形式をサポート(PC変換で一手間掛けなきゃいけませんが・・・)した「PooK」が登場。XMDF形式リーダー「ブンコビューワ」のPalm版(こちらも要PC変換)も時期を同じくして登場し、Palmでの読書環境がどんどん充実していきました。PalmOSデバイスは栄華を極め?、Palmを始めとしたPDAにより電子書籍が本格ブレイクするのも時間の問題!と思ってたんですが・・・

PalmOS陣営は、本家のマーケティングや生産計画等の失敗でケチが付き始め、来るべきモバイル通信時代に適応させようとしたOSのブラッシュアップも思うようにいかず。一方、それまでは単なる通話端末だった携帯電話が、その通信機能を武器にどんどん高機能化するようになっていくと、『PDAと携帯電話ってどこが違うんだろう?』という素朴な疑問が充満するようになり始めます。携帯電話用の電子書籍リーダーが出始めると、特殊ジャンル(エロとかBLとか)を中心にいきなりブレイクし始め、それが一般ジャンルにも広がり始めると、電子書籍市場のターゲットは急速に携帯電話に移りだしました。

そんな流れの中、2001年にハンドスプリングが上陸したと思ったらあっという間に日本から撤退。次いで2002年、まずはIBMがPDA事業から撤退表明。更に本家パームコンピューティングも日本市場から撤退。SONYのCLIEは、これらの撤退後の市場を吸収して大幅に売上を伸ばすも、ジャンルとしてのPDAの翳りを背負うだけの力はなく、最後にTH-55という名機を残して2004年に終焉。

以降は、英語版PalmOS機を日本語化して使うというマニアが、PDAからスマートフォンに生まれ変わったPalmOS機(Treo)をしぶとく使い続けてましたが、それも2008年にiPhoneが登場することで壊滅的な打撃を受けて、PalmOSデバイスユーザーは今や絶滅危惧種となっています。本国アメリカでも、PalmOSスマートフォンの販売は2008年で終了。ふぅ。

ボクは、そんな絶滅危惧種の一個体として、今でもTreo700pで電子書籍を読む毎日ですけどね!

(つづく)

電子書籍とPalmを巡る10年(1)

巷の電子ガジェット好きの間では、もうiPadの話題で持ちきりですね!

iPadの楽しみ方には色んな切り口があるんだろうけど、その中でも電子書籍リーダーとしての役割に対する期待は、どうやら一番大きなものがありそうです。Palmユーザー(既に使ってない人も含めて)はもう10年以上前から電子書籍に馴れ親しんでるので、電子書籍が今度こそホントのホントにブレイクするのかぁと感慨深くもあり、あの頃のPalmOSデバイスや他のPDAでブレイクできなかったことが悔しくもあり。そんな気持ちで、ここ10年ちょっとの間の電子書籍の動きを、Palmユーザーの目線で追ってみたいと思います。

アメリカでPalmがブレイクした当初から、Palm用の電子書籍スタンダードとして「Aportis Doc」というリーダーアプリとその専用形式が存在してました。その後Palmの事実上の標準形式になり、有償コンテンツも多数登場してアメリカでもそこそこ普及しました。(と言っても、需要は限定的で今のような状況には程遠かったんですが) 日本でもその形式&テキスト形式を読めるリーダーが幾つも出てきて、日本のPalmユーザーの間でも早くから電子書籍が認知されてたのです。

日本で何をもって電子書籍の始まりとするかは議論の余地がありますが、一つのジャンルとして認識されるようになったのは「青空文庫」の登場辺りからだと思ってます。その青空文庫がスタートした1997年は、ボクがPalmPilotProを入手して、本格的にPDAマニアの道を歩み始めた年でもあり。日本での電子書籍リーダーとしては、山田達司さん「J-Doc Reader 」が早くからリリースされてて、ボクは今でも現役バリバリで使ってます。まだネット環境がそれほど充実していなかった頃は、青空文庫上のタイトルをDoc形式に変換したものが収録されたCDが人気を博したものです。

但し、みんながみんなそれでガンガン読んでたかというと・・・実はそうでもなかったのかもしれない。当初の160*160ディスプレイで表示されるフォントは、その制約の中では良く認識は出来てたけど決して読み易いと言えるわけではなかったし、320*320とか320*480の高解像度になっても、そのフォントの小ささ故に『やっぱ無理ぃー!』と諦める人も多かった。特に老眼気味の人にとっては厳しかったんでしょうねぇ。

ボクは、幸いにも老眼ではなく、小さな文字を読むことにはまったく抵抗無し。画面をスクロールして読むことにも抵抗はなく、ある程度読み慣れてくると、Palmのディスプレイで読む方がすいすいと頭に入ってくるようになりました。こうなってくると、色んな読み物を求めてネット上を彷徨うようになります。

当然青空文庫は彷徨い倒しました。といっても、大作家の著作権切れ作品にはあんまり食指が伸びず。現代の、決して有名ではないけどとか、プロの作家さんではないけどとか、でも進取の気象を持って意欲的な作品を発表してた作家の方々の秀作を読み漁ってました。

佐野良二さん「われらリフター」「五味氏の宝物」etc、植松眞人さん「神さんが降りてきた」シリーズ、豊田勇造さん「歌旅日記」シリーズ、なんかを何度も繰り返し読んだものです。

そんな中でも、畑仲哲雄さんの「スレイブ」って作品は特に大好きで、今でもたまに読み返します。HP100・200LXをモチーフにしたコミカルでシニカルな内容は、当時の‘その辺りのこと’を知る人は思わずニヤリとしてしまう作品。著作権を軽んじはしないけど、一方で「世の中みんなコピーの産物」っていう割り切りも必要だよと、有象無象がなんでもかんでも著作権著作権と叫ぶことってバカくさいでしょと、笑い飛ばしてる姿勢には、今でも深く共感します。

(つづく)

2010年5月9日日曜日

Knee Deep In Bluegrass

mixiにも同じタイトルで書いたのでダブる部分もありますが(^^;

ブルーグラスの父・Bill Monroeの代表的なアルバムの一つ「Knee Deep In Bluegrass」。所謂ブルーグラスのLPで初めて買ったのがこれでした。当時は、日本のメジャーレーベルも結構ブルーグラスのシリーズを持ってて、その一つで買ったのです。

初めて聴くビルモンと彼のハイロンサムなサウンドに一発ではまりました。歌モノはそらで歌えるくらいに聴き込んだかな。それと、Don Stoverのコロコロと回るバンジョーロールの心地良さにもはまりました。彼のプレーを求めてLily Brothersとかもちょこっと追い掛けたっけなぁ。

この言葉を思い出したのが、千葉の春フェスでのこと。

千葉の春は、草がボウボウに伸び切った中をまずはクルマで掻き分けて入っていって、踏み分けているうちになんとなく広場ができていくんですね。最初のうちは、まさに「Knee Deep In~」なんです。「膝までブルーグラス漬け」ってのは、ケンタッキー州の州草であるブルーグラスと音楽としてのブルーグラスのダブルミーニング。ボクも、ブルーグラスに復帰して二年、身も心もKnee Deep In Bluegrassになっちゃいました(^-^)









さて、ここから先はmixiにも書いてないブルーグラッサー限定時事ネタ。

「Knee Deep In Bluegrass」ってアルバムタイトルはビルモンだけじゃなくて、コンピレーションものでもあるんですね。Acutabセッションというサブタイトルがある企画物で、今月来日するTerry Baucomもその中心メンバー。アルバムタイトルと同名のインスト曲はTerry Baucom作のバンジョーチューンです。曲としてはどこかで聴いたことがあるフレーズ満載ですが(^^;、その分いかにもブルーグラスらしくて、ボクは好き!今度Overprooooofでもやりましょうか!!(^O^) キーがBなのがちょっと不思議なんですが、フィドルやマンドリンが引き易いフレーズでもあるのかな?Acutabの企画ですから、当然TAB集もあるし、DVDもあったのかな?日本のアマゾンでは扱ってないようですが。



「Knee Deep In Bluegrass」 The Sunset Driveはやってくれるかなぁ?

2010年4月30日金曜日

HPがPalmを買収する件

Palmfan等でもご存知のように、HPがPalmを買収するという話。

ボクとしては大歓迎です!

ボクが初めて買ったPalmPilotの頃はU.S.Roboticsで、その後すぐに3comになり、スピンアウトした後もHandSpringと分裂してまたくっついて、Palmsourceは日本のAccessに売却して塩漬けにされ・・・紆余曲折はお家芸ですから(^-^)

心情的にも、ブランドとしての「Palm」って名前さえ残してくれれば、企業としては残らなくても構いません。webOSが、HPの世界戦略に乗って日本でも本格展開してくれることに大きな期待を寄せます!

その際、是非ともお願いしたいのが、旧PalmOSアプリがネイティブで動く環境の構築!!レガシーに囚われてると新しい未来への制約になるのかもしれないけど、やっぱあの膨大且つ使い易いアプリ群を死蔵させてしまうのは色んな意味で損失です。

iPhoneの○ソUIと、アプリの底の浅さに辟易としてるんですってばさってばさぁっ!!

2010年4月26日月曜日

Brown Coast @ Back In Town

かなり遅くなりましたが。





4月11日のブラウンコースト@Back In Townライブにお越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。

BITのライブが決まった時『マジ?!あんな大きい、今やアメリカンルーツ系のフラッグシップとなったようなとこで、しかもワンマン・・・』と信じられませんでした。なので、メンバーも全力で事前の告知活動を展開したお陰で、数日前にはWEBに「満員御礼」のバナーが出るという怪挙!大緊張の要素満載でこりゃぁヤヴァイ!!と懸念してたんですが・・・これがウソのように緊張しなかったんですね(^-^)。これは、成長なのか?鈍感になっただけなのか?

とにもかくにも、満員のお客様の前で1曲目のイントロを弾き始めたら、‘あの’バンジョーの音色で喜んでくれたこと、皆さんがワクワクして聴いてくれてるのがすんごく感じられたこと、その楽しさと喜びで、最早緊張なんてしてる場合じゃないと吹き飛んじゃったようです(^O^) さすがのバック・イン・タウン!皆さんに聴いてもらった音も、今まででライブやった中では一番のバランスだったんじゃないかな?やってる方も本当に気持ちよかったんですよ!!

いつもブラウンコーストを聴きに来てくれる皆様、ありがとうございました。

マザーグースコミュの方々には大きなサプライズもありましたね!

ボクの関係では、古くからのラケットボール関係の友人や、ネットラジオの仲間、弟夫婦が来てくれました。

皆さんに大感謝です!

今回のBITは、ブラウンコーストをペダルスティールでサポートしてくれてるまめおさんこと清水正之の全面サポートにより実現しました。ウェストコーストロックMLで知り合って以来、10年以上のお付き合いになるまめおさんとは、ブラウンコーストとレッドウッズブラザーズとの対バンで久々に再会して以来、何かとお世話になってます。本当はペダルスティールでも参加して欲しかったんですが、タダでさえ8人でいっぱいになるステージでは無理ですね(^^; 今回は、ブッカー、マネージャー、プロデューサーとして八面六臂の奮闘で今回の成功をサポートして頂きました。ホントに感謝感謝です!

BITのYオーナー&Y店長&スタッフの皆さんにも感謝です。まめおさんのプッシュがあったとは云え、初めてのバンドに土曜日のワンマンライブをやらせてくれるなんてのは結構な賭けですよね。オーナーにも店長も気に入って頂けたようで、また来年やらせて貰えるようなお話らしいです!

そして・・・大学卒業以来ラケットボール一辺倒で、バンドなんて20年以上もやってなかったボクを、ブラウンコーストに誘ってくれたバンマス・makotoさん。ハイペースでのライブとその為の毎週のリハ(!)には面食らいましたが(^^;、今まで思いもしなかった経験をたくさんさせてもらい、ブルーグラスにはないリズムやコードの音楽をやらせてもらったことは、物凄い糧になりました。中野督夫さんと一緒に演奏したり、バックインタウンでやらせてもらったりなんてことは考えられないことです!リハビリ中の拙いボクに付き合ってくれたブラウンコーストのメンバーの皆さんと共に、大いに感謝してます!

ブラウンコーストに参加したのは、幸か不幸か?会社が潰れた後の残務整理真っ只中。大変な仕事ながらも時間的な制約はまったく無く、去年の7月からはその残務も終わって、ホントに自由に活動してこれました。幸か不幸か?再び仕事をすることになって、これからは時間的制約がかなり大きくなってしまいます。でも、こんな楽しいことをやめるつもりは毛頭ありません。ブルーグラスと共に、可能な限り続けて行きたいと思いますので、今後とも何卒よろしくお願いいたしますm(__)m




人相が悪いなぁ(^^;

2010年4月22日木曜日

iPhoneでBluetoothキーボード

日中のmixiやらツイッターやらはiPhoneでやってるんですが…なんせiPhoneの入力メソッドには未だに嫌悪を覚えるので、うざいことこの上なし!iPhoneOS4.0ではBluetoothキーボードが使えるってことで、待望のキーボード環境が手に入ると心待ちにしてます。

但し、Stowawayの折り畳み式 Bluetoothキーボード「通称;パタパタキーボード」が使えるかどうかがまだ未知数。技術的なことって分かってない(いつものことですが^^;;)んだけど、プロファイルが対応するだけじゃぁダメなんですよね?対応したドライバーも要るんですよね?PalmやWMの感覚だとそういうことなんだけど。

それにしても、Palm社は幹部クラスが逃げ出し始めてるようで、いよいよヤヴァくなってきた?

2010年4月20日火曜日

13年経過

うちの初代フォレスター、今年の6月で丸13年になります。燃費が・・・6km/リッターしか走らないんですよ(*_*)。地球環境にどうのこうのよりも、ガス代が大変!満タンにしても300km走らないから、遠出するときはしょっちゅうガソリンスタンドを気にしなきゃいけない感じだし。

13年以上経ったクルマを廃車にしてエコカーに買い換えると、税制優遇だとか補助金だとかがさらにONされるらしいですね!当初は4月半ばまでの予定だったのが、大方の予想通り延長になったのはイイけど、さてどうしたもんか。

元々は、女房が伊豆辺りにスキューバダイビングに行く為に買ったようなクルマだけど、今のメイン用途はボクがブルーグラスフェスに行くことだもんなぁ。楽器やキャンプ道具がそこそこ積めて、そこそこ速くて、そんなに大きくなくて、安いクルマはないもんだろうか。今のフォレスターは、女房がマンションの機械式駐車場に入れられないとか云うので、ちょっと小さ目にしなきゃいけないかも。でもそこそこ積めるとなると、やっぱフォレスタークラスは必要なんだよなぁ。

その前に、最大の問題は購入資金だ!

2010年4月19日月曜日

危ないところだった

何がって、社会復帰です。もう少し遅かったら、ホントにヤヴァかった!

平日はもうすっかりカウチに沈み込んで、テレビ見るかノートPCを弄ってたもん。もしその時期にiPadなんか持ってたりしたら、カウチと同化してたかも(-_-;

仕事をしてなくて金も無いとなると、余計な活動は極力抑えなきゃいけないので自然と引き篭るようになるのが良ぉっく分かりました。それでもボクの場合は週末のバンドリハや、ラケットボールの練習やら試合とかがあったからまだ社会との接点を持ててたけど、そういうのが無かったらボクみたいな能天気野郎でも引き篭もってブツブツつぶやいてた(twitterとかじゃなくて)かもしれない・・・。

ま、一番感謝しなきゃいけないのは、愛する妻ですが(^O^)

2010年4月9日金曜日

Excelって便利だけどさ

何を今更だけど(^^;

社会復帰して1週間。以前と同じ業界に復帰したんですが、規模的な問題もあってシステム化はあまり進んでません。本来はきちんとしたデータベースで管理されるべき情報が、ほとんどExcelで管理されてるもんね。それも行き当たりばったりに目的毎に違うファイルを作って、在処もあっちこっち・・・。ISMSは取得してても、ITリテラシーは・・・(以下自粛)。

Excelって、確かにデータベースっぽいことができて便利ではあるんだけど、安易に色分けとかで属性を表わされちゃったりするので、データとしての使い回しができなくて閉口します。セルの統合も困る。取り急ぎ、vlookup使いまくりで全体を俯瞰出来るリストを作って、現状把握からスタート中。

ま、この辺りの整備もミッションの一つではあるので、お仕事ありがとうって感謝しなきゃね(^-^)

2010年4月8日木曜日

そして土曜日は・・・ブラウンコースト@BITです!!

火曜日のOverprooooof@RockyTop、ボクはなんとか開始20分前には到着したんですが、リハ不足の影響に加えて、1stステージの途中に5弦のペグと押えの釘が抜けるというあり得ないアクシデントに動揺したのか、ボロボロでした。しかも、学生時代のバンジョーの師匠が見てる前で弾くってのも無意識にプレッシャーになってたようで・・・と言い訳してもしょうがない。毎回、次回こそは!と言ってますが、次回こそは!!

さて、今週末土曜日は、ウェストコースト系でアコウスティックなポップバンド「ブラウンコースト」で曙橋のBack In Townに登場します。ワンマンライブです。なんと、「残席少々」バナーが!!嬉しいけどプレッシャー(*_*) 行こうと思ってたのに忘れてた!って方は早目にご連絡ください!!

5弦ペグ等々、事故が起きないように愛器「Nechville」もしっかりと点検修理して臨まなきゃ!

そうそう、月曜日は5m圏内にiPadがあったようなんですが・・・見逃しました。ま、近いうちに触れることでしょう(^-^)

2010年4月4日日曜日

まず明後日はOverprooooofライブ!

ほぼ1週間ぶり。

1日から9ヶ月ぶりに社会復帰しました。初めての新宿勤務、それも高層ビル群の新宿副都心です。元々異動が多い会社に長くいたし転職も数回してるので、新しい職場で緊張するってことはなかったけど、無意識に緊張してたのかな?意外と疲れてたようです。9ヶ月の怠惰な生活から社会復帰した影響が一番でしょうけど。

さてそんな社会復帰から1週間も経たないうちにライブです。OverprooooofでのRockyTopライブ。またもやワンマンです。

前回の様子





何をそんなに爆笑してるのか?(^^;

1stステージはオーソドックスなブルーグラスもやりますが、2nd以降は本来のちょっとへそ曲がりな曲中心です。3rdは勿論・・・!

今回は、久々にお会いするブルグラなお友達やラケボ&ブルグラなお友達なんかも来てくれるようです。ところが、入社4日目のボクが果たして時間通りに行けるのか?!が最大の焦点かも。なんとか1stに間に合うようには行けるかと思いますが・・・ぶっつけデフォルトですな(^^;

で、まずってのは、この後の土曜日に大一番を控えてるからなんですが、それは明後日が終わってから。

2010年3月29日月曜日

大阪B級グルメ

大阪の金曜日初日は、環状線福島駅の「龍馬亭」。なんといっても「ねぎ醤油たこ焼き」が絶品の居酒屋です。

ソースが欲しい人には出してくれるけど、必要なし!1人で20~30個くらいは軽くいっちゃいますね!!

翌土曜日はこっちのラケボ仲間と、ベタに戎橋そば道頓堀を臨む海鮮居酒屋。客引きの女の子に営業されて簡単に陥落。従業員の女の子がヘソ出しだったのはイイけど、10%引きでもその分高目だった?
特に画像なし。

日曜日は、この前のエントリー通り、鶴橋の「新楽井」。大騒ぎで肉の味を忘れがちだったけど、さすがに美味かった!こちらも食べ物画像なし。

そして最終の月曜日。禁断の萩之茶屋界隈デンジャラスエリアウルトラB級グルメツアー。萩之茶屋界隈で5件、堺筋本町で2件、福島で1件と、計8件の強行ツアーで、翌日はまったく使い物にならず。





B級でしょ!(^-^)ちょっときついお店もあったけど(^^;、楽しいツアーでした!!

次回の関西ツアーでは、必ずや三宮の唐子に行かなければ!!

2010年3月24日水曜日

日経WEB刊・・・

ひと月前にPiloWebProへの愛を書いたときは、日経等がTreo700pで使い易く読めることに感謝してたんだけど。日経さん、やっちゃってくれました。まぁ、ボクに感謝されるよりはお金が欲しいってのは至極当然なんだけど・・・。

今までは、NIKKEI.NETを無料で見られてました。紙面と同じ内容じゃないけど、インデックスとしてPiloWeb+Treo700pで読んで、突っ込んで読みたいところは(会社で)紙で読むってことができてました。でも、それじゃぁ日経的には収益にならないので、まだ数少ない有料での電子化に踏み切ったと。でもねぇ・・・。

WEBのレイアウトとかカテゴライズの仕方は以前よりも明らかに酷くなってます。普通に見るのはタダだけど登録は必要(有料版に持って行こうってのがミエミエ)。そしてその有料版の価格たるや・・・電子版だけで月額4000円ってなんじゃそりゃ?!ありえない!!紙の購読者はプラス1000円って云うけど、それじゃぁ意味ない。

朝日新聞の評価はこんな感じ

携帯でも使えるとか云ってるけど、iPhone等のスマートフォンは対象外。RSSにも未対応。これじゃぁ、電子化最大のメリットの筈の『通勤中にあの大きな紙面を窮屈にめくらなくて済む』なんてことは程遠い。ガラケー(日本独自の進化をした「ガラパゴスケータイ」のこと)でしか使えない電子版って・・・。それもどんだけ使えるのか分かったもんじゃない。

とにかく最大の問題は、PiloWebProでダウンロードして読むことがほぼ不可能になったってことです。サイトの構造とかを見てみたけど、リンクの辿り方とかもうボクにはまったく解析不能(*_*) 昔のようにPiloWeb使いがたくさんいた頃なら、もしかしたら切り出し設定とかを誰かがやってくれるのかもしれないけど、今となってはそれも期待できません。

来月からまた仕事に復帰するってぇのに、困ったことになったもんだ。ということで、久々にasahi.comの切り出しをやってみると、これがすんなり(^-^) ページ毎の構造もほぼ同じですいすいと切り出せました。経済記事の速さは日経には及ばないけど、日経はその分勇み足のミスリードも多いしね。

当面は、asahi.com+業界サイト巡回で凌ぐとしましょう。

2010ラケットボール全日本ダブルス選手権

大阪でのメインイベントは、勿論ラケットボールの全日本ダブルス選手権!

全日本クラスの大会に出るのは何年ぶりだろう?1回戦はまぁ何とか勝ったものの、パートナー共々調子はイマイチ。2回戦は格上との対戦で、少しでも食らいつきたいところだけど・・・唯一の?武器であるサーブが絶不調で、フォルトを繰り返してては勝負になりません。あっさりとストレートで敗戦。楽しかったけど、悔しい・・・捲土重来を期さなければ!

セットアップしてるのがボクです。この角度なら腹が目立ちません!(^O^)

以降は、観戦に専念して、翌日の決勝。まずは女子です。普段、ボクのホームコートで一緒に練習してる佐藤・増山ペアvs大ベテランの坂本・脇本ペア。


流れを上手く掴むと立て続けに得点するベテランペアの上手さの前に、佐藤・増山の完敗でした。彼女たちも自分のプレイスタイルに徹すると強いんだけどなぁ・・・。坂本・脇本のコンディショニングと安定感に脱帽です。


男子決勝は、ここまで圧倒的な強さで勝ち上がってきた、新旧全日本シングルスチャンプの清水・河野ペアvs廣瀬・望野(兄)のフレッシュペア。この面子の中では実績面で一つ落ちる望野兄がどこまで対向できるか?がポイントだったけど・・・


新旧チャンプペアは強過ぎ!望野兄も単発ではいいショットも出るものの、清水・河野のスピードの前には防戦一方になり、廣瀬がスライディング・ダイビングしながら凌ぐのにも限界が・・・。チャンプペアの圧勝に終わりました。でも望野兄は、決勝までの戦いも含めて明らかに上のステージに上がった印象あり!佐賀・糧友の永渕・中野ペアと共に、今後の新しい世代を支えていってくれることでしょう!!

入賞者集合写真。


この後の祝勝会が凄かった!鶴橋の中心部からは外れた、「新楽井」という焼肉屋で40人の大宴会!優勝した河野選手の音頭で乾杯!!

白く煙ってるのは、勿論焼肉から立ち上る煙です!店頭にゴーグルが置いてあるのは洒落かと思ってたら、マジでした!!