2013年7月7日日曜日

木彫りの熊が売れなくなってるらしい


ボクが「木彫り熊」を名乗る由来は、売れっ子放送作家「伊藤正宏」氏にあります。十数年前、伊藤氏を含む数名で恵比寿のバーに行きました。ビルとビルの50cmくらいの隙間を通らないと辿り着けない怪し過ぎるバー。そこで、全員が小さな電子ガジェットを手にして怪しい密談をしていたのですが、そんな中で、ボクは背もたれが無く足の届かない高いスツールに座って、落ちることもなく固まって寝てたそうです。で、それを見た伊藤氏が「木彫りの熊みたいだっ!」と。以来それを頂いて、ハンドルネーム等々で、「木彫り熊」「wooden-bear」を使うようになり、ドメインも「wooden-bear.net」を取得し今に至っております。

もちろん自宅には、木彫りの熊(鮭を咥えたお決まりのやつ)があります。実家にあったのを譲り受けて来ました。昔の家にはかなりの割合で木彫りの熊が存在してたってことですね。

ところが、その木彫りの熊が売れなくなってるらしいです。原因は・・・テレビの薄型化。
http://matome.naver.jp/odai/2134607436089793701

ブラウン管時代の箱型テレビは、その上を所在なさげにポッカリと空けていたので、ほとんどの日本人がそこに木彫り熊を置かずにはいられない衝動に駆られたものでした。今は、そんな副次的な置き物を置くスペースって皆無ですもんね。木彫り熊は、あくまでも所在なさげなスペースを埋める為の置き物であって、あれを常に愛でる為に買うって人はいませんから。

で、木彫りでは無い本物の熊の恐ろしさが、実話に基づいて書かれた小説。持ってますが、未だに怖くて読めません(^^;