2009年9月28日月曜日

熊本~佐賀~長崎

2週間ほったらかしちゃった(^^; 仕事はしてなくてもそれなりに忙しくて(^O^)

シルバーウィークは、久々に女房の実家への帰省です。熊本のちょっと田舎ですが、結婚した頃にはなかった新幹線の橋脚が。元々実家の田んぼだったところを通ってます。

飛行機が苦手(離着陸時の揺れが特に)な女房は、九州新幹線の開業を待ち望んでますが、開通したらうるさいだろうなぁ・・・

翌日からは、親戚3夫婦で佐賀・長崎方面へ小旅行。まずは吉野ヶ里遺跡の公園へ。

弥生時代にこんな広大な小国家があったんだと思うとちょっと不思議な感じ。

夜は嬉野温泉泊。‘日本三大’美人の湯に浸かって、佐賀牛を堪能しました。(飲んだくれてて写真なし)

翌日は、まず祐徳稲荷神社へ。ここも‘日本三大’のお稲荷さん。地域によって‘三大’の定義が色々あるようだけど、まぁ由緒あるお稲荷さんには間違いないと。


祐徳さんを後にして、島原方面へ。途中、諫早湾干拓堤防道路を通りました。例のギロチンが降りていく映像が生々しく脳裏に浮かぶあの堤防の上を通る道路です。諫早湾干拓事業についてはなかなか難しい問題。堤防上の道路は確かに便利で、佐賀方面と島原方面を行き来する時間が1時間近くは短縮されるんだけど、シルバーウィーク中だというのに交通利用量は驚くほど少ない。錦の御旗になってる「防災」面の効果が如何ほどなのか?周辺の漁業をスポイルしてまでやる意味は見出せないような・・・。民主政権になって改めて議論される筈ですね。

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道路のほぼ真ん中から、佐賀方面(左)と雲仙・島原方面(右)


島原での昼食後、島原城へ。


さらに、雲仙普賢岳の麓にある土石流被災家屋保存公園へ。

いやぁ、衝撃でした。こんな形で保存してあるとは!火砕流とその後の土石流の映像は散々目にしましたが、遠い雲仙で起こってることはやはり実感しにくいものでした。それが、目の前にそのままの姿であるんですから。火山の噴火は防ぎようのない災害だけど、その被害をもろに受ける地にも人が住まざるを得なかったり、火山の恩恵を受ける為に敢えて住んだりする。人間の営みとは儚いものだよなぁと妙に達観してしまいました。

小旅行はこの後島原からフェリーで熊本に戻って終了。実家で改めて酒盛りしてお開きとなりました。馬刺しはデフォルトね(^-^)

翌日は帰る日ですが、その前に熊本城へ。昨年復元された「本丸御殿」がトリガーになって賑わってます。天守閣が昭和35年に復元されて以降暫く放置だったようですが、今後全てを復元する計画だそうで。こういう箱物は、予算があるんならよろしいんじゃないですかね。観光資源として、地域経済にもプラスになるんだし。




快晴の下での熊本城周辺は非常に気持ちのイイ空間でした。公園も広いし、やっぱお城のある街はイイですなぁ。学生時代を過ごした金沢を思い出しました。

ということで、5年もご無沙汰していた女房の実家への3泊4日という短か過ぎる帰省は終了。次回は熊本の街もゆっくり彷徨できるようにしたいと思います。

【追記】SB(iPhone)とイーモバ(S12HT)の電波受信状況は、全体的にイーモバの方が良かったような感じ。女房の実家(宇城市)は明らかにイーモバの勝ち。嬉野温泉でも、S12HTをモデムにしてノートでの通信は問題なく快適でした。SBは都市部以外でのインフラ整備を強力に進めて欲しいなぁ。

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