一方、携帯するものは果たしてどうなんでしょう?
携帯電話は、何もかも取り込んでいくのが当たり前な感じになってますが、ボクはどうにもその方向が気に入りません。携帯電話にすべての機能を詰め込むと色々と不便なことが起きます。
- バッテリーは一つ。
複合機のバッテリーが無くなった瞬間、詰め込まれたすべての機能が使用不能になっちゃう。一つのデバイスで背負えるバッテリー容量は高が知れてます。そもそも複合機にするってことは、体積を小さくしたいわけなので、複合機を大きくしてバッテリー容量を増やすってのはコンセプトがおかしくなるわけで。複数デバイスの体積合計よりは小さくできるかもしれないけど、単体としての体積は大きくなると、収納時に工夫が利かなくなっちゃうんですよ。 - 無くしたら全部パー
説明不要。 - 通話しながら目視での確認ができない。
良くあるのは、通話しながら誰かの電話番号を聞かれること。スマートフォンならそれも回避する手段はあるんでしょうが、どっちにしたって耳と目を行ったり来たりしなきゃいけないので不便だしカッコ悪い。 - 色んな携帯デバイスで機能がダブる
カメラ、ワンセグ、おサイフ、ミュージックetc、ダブってる機能の分もコスト負担してるってこと。 - etc
「WANの通信機能は携帯電話だけが持って、他の機器とはBluetoothで連携する。」ってのが、バッテリーのことも考えたベストなソリューションだと思うのです。(wi-fiはバッテリー消費を考えるとちょっとね。「Bluetoothって何ができるの?」って方はこちらを参照。)
例えばこんな感じ。
- 携帯電話自体は、「簡単ケータイ」の初代機みたいにディスプレイもカメラも無し。電話帳も無し。
- 電話を掛けるときはBluetoothで連携したPDA(最早死語だけど)から発呼。
- デジタルカメラともBluetoothで繋がって、撮った画像は送信できる。
- 機能が陳腐化したものだけ交換すればイイので、最新技術に適応し易い。
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